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Windows Vista 講座−システムファイルの変更方法について (1/3)
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はじめに(Windows Resource ProtectとTrustedInstaller)
Microsoft Windows Vista には、セキィリティ強化の一環として、ウインドウズリソース保護 Windows Resource Protect (WRP) が採用されています。
これは、Windows XP/2000で採用されていた システムファイル保護 Windows File Protection (WFP) にとって変わる新しい保護機能です。

WRPを簡略に説明すると、

システムファイルを改変させないように、管理ユーザーやSystemにも一定の権限しか与えないこととし、TrustedInstaller(インストーラ)にのみフルアクセス権限を与える。

といったところでしょうか。

WRPにより、ユーザーの不適切な操作や悪意のあるプログラムによって、システムへの干渉を極力抑えることができます。

しかし、WRPによって、例え管理権限をもったユーザーであってもシステムファイルを編集できない事は、大変不便な事があります。
例えば、「C:\Windows\Syetem32」フォルダに、「UNLHA32.DLL」を追加しようとしても、下記のメッセージが表示され、追加することができません。


図:WRPのメッセージ



そこで、本項では、該当フォルダやファイルに対するWRPを無効にする方法や、一旦無効にした変更を元に戻す方法を述べていきたいと思います。

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